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田屋

田屋のこだわり

Way of Taya
田屋のこだわり

企画・デザインから販売へ

田屋では、専門店でも稀な自社工房を持つことで、生産から販売に至る工程に、一体となって取り組んでいます。シルクを中心とした、高密度、高品質のオリジナル生地。少数生産ながら、豊富な柄数。時流に外れることなく、こだわりを貫く、確固とした姿勢は、まさに銀座の伝統。それは、ネクタイとシャツという「田屋の柱」に、しっかりと根付いています。

企画・デザイン

春・秋の2シーズンに向け、新柄・新色を企画立案。アイデアは、様々な分野から集められます。常に仕上がりの「表情」に気を配りながら、デザインと配色が行われます。流行にとらわれず、他所にはないものを…。デザイナーの腕の見せ所です。

製織(織り)・検反

デザイン・製織を受け持つ、田屋織物工房。ネクタイとシャツの生地は、ここで織られます。年間を通し、フル稼働の工房ですが、中には高密度なため、一日にネクタイ数本分しか織れない生地もあります。検反では、生地のムラ、キズなどを入念にチェックします。

整理・縫製

整理は、生地の素材に応じて、風合いの仕上げを行う特殊加工。縫製は、熟練の職人が生地を裁断して、縫い上げます。この二つは、分業制のため、提携業者へ委託しています。

高品質・高密度な多色織生地

完成したオリジナルのネクタイ、シャツは、田屋の各店舗へと送られます。そして、皆様のお手元へ。

高品質・高密度な多色織生地

ネクタイは、一般的に1列3層(生地の厚み方向に糸が3本並ぶ)の生地で、これが(綺麗に織り上がる)限界とされてきました。田屋は、極細糸(通常の半分の太さ)を使うことで、色数を倍にする、6層の生地(多色織)を実現。生地の打込み数も、一般的に1寸間(約3.03cm)に約200本の所、極細糸で約600本と、一段と密度を向上させ、プリント生地に迫る、緻密な表現力を生み出しました。そのため、生産時間と糸量も倍となり、織り上がる生地も、織機1台につき1日10~12本分と限定されますが、その風合いと表情は、他店では見られない、まさに田屋ならではのものといえます。ちなみに、現在のネクタイ生地の最多は「16層/1寸間1700本」。またシルクシャツの生地にも、1日70cmしか織れず、1着分に約4日かかるものもあります。

生地の表面

張りがあり、何より結びやすいネクタイ。上質な光沢と風合いを持つシャツ。生産数は限られても、納得のいく製品を作りたい。田屋織物工房は、そんな思いを込め、日々研鑽を積んでいます。より豊かな織りの表現を求めて。やがては、伝統へと続くことを願って。